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選挙が終わり…

 令和元年7月21日、第25回参議院選挙が終わりました。

 勝った陣営も、それにおごることなく、日本の国益を高め、国民が長期的にわたり幸せ(今回の選挙戦では、与野党限らず、この曖昧な「幸せ」を訴えた方が多かったようであり、目先のよい印象を狙ったのでしょうか)であることを感じられる生活の枠組みを示して頂きたいと思います。

 目の前の幸福感と千年と続く幸福感の違いは何でしょうか。50年後、日本はあるのでしょうか。

 負けた陣営も、それに気を落とさず、今後は単なる強者への反発に終わることなく(自分の理屈の正当性に囚われると、感情が暴走し、理性は単なる言い訳に過ぎなくなるのは心理学実験でも実証されています)、本当に将来にわたり、今の子供達が大人になった時、そして今の子供達が孫を持つ年代になった時に、日本に生まれてよかったと思える国としての力と繁栄を維持、発展できるためによい耳を傾けたくなる意見を出して頂きたいと思います。

 心理療法では、長期的によいと思えるゴールに近づけることがよいことだと考えることが多いのですが、人は短期的に良いと思えることに飛びついてしまうのは自然なことです。長期的によいことに視点を定めるためには、意識的な努力が必要になります。

 選挙の結果は、つまり国がどのように進むのかについては、現在の仕組みの中では日本国民に一定の責任があります。

 すべての年代の人にとり、思い通りの生活が保障されるなんてことは天国ではないのですからあり得ないと思いますが、今の満たされている部分を大切にして、満たされていない部分で耐えられるものであればそれに耐え、今あるものを大切に、満たされている人は必要以上を他に分け、足りない人はそのことを受け止めながらも正直かつ適切に表現し、お互いに助け合える社会になればよいかと思います。

 私は仕事柄、お金が沢山あっても心が満たされなくて苦しんでいる人も知っています。一方、財産には関係なく幸福感を探究して獲得してそれを育てている人たちも知っています。苦しみの中に安らぎを見出せる人を尊敬します。

 生きとし生けるものに幸あれ。

 世界平和は追求することは意味のあることです。 一方、現実的には世界平和は一定期間を超えて維持・達成されたことのないものです。世界平和の追求は理想の追求であります。世界の全てが平和であるということは本当に難しいことで、絶えず何らかの戦いがあるのが現実です。そんな現実を見据え、日本もそんな世界の中で、世界平和のために尽力できる力を持てればと思います。

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玉井心理研究室では、臨床心理士・公認心理師の玉井仁が個人・家族への心理カウンセリング、組織・団体へのメンタルへルス・コンサルタントとしての研修や各種支援を提供しています。

トラウマや過去の経験にまつわる心の傷、頑張り過ぎや諦めから心を開いて人と関わりにくくなってしまうこと、精神的な疾患での苦しみ、対人関係の苦しみなど、様々な方たちや組織と関わらせてもらってきた経験から、支援や情報を提供しています。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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