インナーチャイルド

心理療法と占い

どっちにいく?

 あなたの悩み事について何か解決をしたいと思うとき,心理療法・カウンセリングを求めるでしょうか。
それとも,占いに行ってみるでしょうか。

 私としては,「心理療法・カウンセリングが役に立つよ!」と声を大にして言いたいのですが,占いの方が手軽で選択されることも多いようです。残念!!
 心理療法・カウンセリングの方が高いというのもあるかもしれません。安い心理療法・カウンセリングもありますが,「やっぱり安かろう,悪かろうだった」と言って心理療法を求めてくる人が多いのです。
 本当に役に立つ,効果のある心理療法を探求し,提供すべく,取り組みを続けさせていただきます!(^^)!

なぜだろう??

 先日,あるクライエントさんが相談の終結に辿り着けたね,という話をしていた時に,「もっと早くカウンセリングにこれば良かったな」と言っていました。そこで,「なんで来なかったかねぇ」と質問しながらそのことについて話していたのですが,「こんなに役立つとは知らなかったから」とのこと。
 知られていないのは,私たち心理士の怠慢ですね。広報が下手なのですね。
 更にその時私は,「でも占いには気軽に行くでしょ。カウンセリングと占いって,どう違うように思う?」と質問を重ねると,「カウンセリングだと,自分を見つめないといけないでしょ。占いは,そんなことはなくてよい情報だけもらえばよいから」とのこと。

 おお,納得(してよいのか!!)

 自分のことを見つめると,しばしばその時に自分に対して批判的な声が自分の中に見つかるのです。それは,自分の一側面であり,その批判を必ずしも真に受ける必要はないのですが,その批判を乗り越えるのに少しエネルギーと応援がいるのですよね。

 自分に向き合うということは,自分のことを大切にする,ということと同じ意味です。
 右手が痛いときに,無理をさせるのではなく,無理しないように動かさないようにしますよね。なおってきたときに,「痛くないかなぁ~」って右手にきいてみて,痛くないなぁって感じられたら,少しずつ動かしていきますよね。そして,少しずつしっかりと可動域を広く取り戻していくのです。

わかりやすさ

 かつて,日本の心理専門家は,難しく考えるのが好きで,わかりやすい言葉を嫌っているのではないかな,と思うことがありました。かくいう私も,いろいろと難しいことを分かろうと頑張り,難しく論述することがかっこいい!なんて思っていた時代もあった気がする…。というか,混乱して頭の中が難しくなっていただけかもしれない…お恥ずかしい。
 もっと頭のよい人たちは,難しいことを簡単に教えてくれていたのにね。

 実は,私が研究している“インナーチャイルド”という言葉は,日本の心理療法の論文では本当に少なく,それを正面から扱った論文はないのです。そして,インターネットを“インナーチャイルド”と検索すると,出るわ出るわ,占いやスピリチュアルなホームページたち。
 この言葉,小さい頃の嫌な記憶と繋がった傷ついた子どものイメージのことで,そのイメージにやさしく関わっていくことで,今現在の苦しみを軽減させていくのです。
 そのことについてしっかり研究すると,本当に奥深い世界に分け入るようなところがあるのですが,そんなことは優秀な研究者たちや私に任せてください。インナーチャイルドが如何に役立つか,それを効果的に役立てるためにどのように取り組んでいければ良いのか,お伝えしたいと思います。

 心理士,頑張んなはれ! はい!!

 

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

下のボタンをクリックして頂いたホームページの中にあるのですが、見つけられたらすごい!

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