産業心理

「税務弘報」メンタルヘルス・アラカルト 第二話

タイプの違い 直観と論理

中央経済社より出ている「税務弘報」誌上の玉井仁の連載、2月号が出ました。

タイプ論から ~自他の理解を深める~

・他者理解

 ・人のタイプを理解する

 ・ソーシャルスタイル理論
  デイビッド・メリルが提唱したもの、仕事の進め方と絡めて説明しました。

 ・コミュニケーションもタイプ別
  思考派・行動派・感覚派・協調派のそれぞれについて述べています。

 ・身近なところから確認する

・他者理解と自己理解

 ・人の理解は自分を通してしかできない
  他者理解に際する観察者個人の影響、つまり自己理解の大切さについて述べました。

 ・他者を気にしすぎる日本
  いい人になり過ぎることのメリットとデメリットについて述べています。

 ・「いいひと」をやめる場と人を持つ
  素の自分を出せる場を持つことの大切さについてコメントしています。

 詳しくは、お手数ですが紙面でご確認ください。

 玉井心理研究室のメインホームページ、ブログでも様々な情報を発信しています。ご覧いただければうれしいです。
    また、この一月からは、既にお伝えしているように、心理グループも始めます。関心がある方は、是非ご参加ください。わからない方は、お問い合わせください。

働く人、働く組織を支援する

精神分析を創始したフロイトをご存知でしょうか。

彼は、人がよくなすべきことは「愛することと働くこと」と述べています。

近年、その働く人への支援は、従業員支援プログラム(EAP:Employee Assistance Program)の広がりもあり、少しずつ手厚い体制が整えられてきています。またその取り組みは、働く職場に対してどのように働きかけるかという形に広がりを見せてもいます。

実際には人と人の関わり合いのことですから、お互いに大切に向き合えるか、ということに尽きるのですが、それを職場で実践することはなかなか簡単ではありません。家族とは違い、適度な対人距離がある社会のほうが争いは少なそうですが、様々な利害も絡み難しくなりますし、人によってその距離感が違います。個人の価値観やそれを形作る土台となった体験を丁寧にたどり、お互いに腹を割って話しあう時間を取りたくても、業績やノルマのために早く動かなければならない、そんな現実にも追われます。

フロイト自身も対人関係に深く悩み、組織を作りながらも弟子に去られたり国を去らなければならなかったりしました。沢山の悩みがどのように乗り越えられてきているのか、積み上げられてきています。玉井心理研究室でも、その長く産業心理と臨床心理に蓄積された知見で、働く人と働く組織を支援します。

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