旅行記

ヨーロッパへ行っちゃった⑩ ウィーン初日…バタバタと

スイスの鉄道

シェーンブルン動物園へ!!

 ウィーン初日の観光は、シェーンブルン動物園に行きます。
 早朝の散歩のときは涼しいくらいだったのですが、お天気も良く、日中は暑くなるとの予報でした。
 シェーンブルン動物園は昔母と行ったことがあるのですが、動物たちがイキイキとして自然体で、見物する私たちもとても楽しめたことが印象的だったので、是非子供たちにも見せてあげたかったのです。

 アパートを出て、ホテル組の人たちと合流し、旧市街の名所であるコールマルクト、シュテファン大聖堂、ケルントナー通り、オペラ座等をゆっくり見ながら地下鉄の駅まで歩きます。
 本当はシュテファン大聖堂の下にも地下鉄の駅があるのですが、久しぶりのウィーンの街並みをゆっくり見たかったのです。
 オペラ座前の広場から地下に降りて駅に到着、切符を購入します。

初めての地下鉄・・・切符が買えない!!!

ウィーンの公共交通機関はとても便利で、一日券や3日券、1週間定期等を買えば、地下鉄もバスも路面電車も国鉄も乗り放題。
チケットは買ってしまえば持っていればよく、改札を通す必要がありません。
深夜になっても深夜バスが市内を網羅しており、昼間と同じチケットで乗れるので、終電を気にする必要もありません。

 その日が観光初日だったので、13人分のチケットを買うのは少々時間がかかるとは思っていました。
 券売機で操作し、クレジットカードを挿入し無事購入…と思いきや、切符が出てきません。
13人分となると、結構な高額です。もう一度買うわけにはいきません。

 これは一大事!
 券売機を他の乗客に触られないように見ておいてもらって、私が事務所に事情を話しに行くことにしました。末っ子が心配して、一緒について来ました。

感じの悪い対応・・・

 地下街の通路に、それらしき窓口がありました。
ヒマそうに座っているおじさんに事情を話したら、中に入れと指示されました。
 薄暗~い室内に入り、券売機で切符を13人分買ってクレジットカードも読み込んで、画面上では購入できたとあるのに、切符が出てこない、と説明しました。

 この時は、ドイツ語が通じる国で良かったと心底思いました。久々のドイツ語会話がこんな内容だったのは少し残念でしたが、緊急事態となると自分でも驚くくらいドイツ語がスラスラと出てきて、会話には全く問題ありませんでした。
 私に引っ付いていた末っ子が心配そうに、意味の分からない言葉を話す私と地下鉄事務員の顔を交互に見つめていました。

 私としては、不具合のあった券売機を開けてもらって、中で詰まっているであろう切符を渡してもらったら済む話だと軽く考えていたのですが、そう簡単ではありませんでした。
 〇月〇日何時ごろ、〇〇駅の〇番券売機で(券売機の番号を調べてこい、と指示されました)、いくらの切符を買ってクレジットカードで支払ったのに切符が出てこないので、クレジットカード登録の銀行口座に返金してほしい旨の調書を書かされました。
 クレジットカード番号も書かされ、日本の住所や電話番号まで。

気を取り直して

 本当にお金が返ってくるのかな?はたまた疑問に思いながらも、やることはやったと思って、ようやく取調室のような事務室から出ると、血相を変えて走り回る主人とバッタリ!
 私たちがどこに行ったか分からないまま、実際には表からは見えない事務室の中に入ってずっと出て来なかったので、誰かに連れ去られたかと思って必死に探していたのです。

 思いがけないところで時間を取られてしまい、その後の予定はだいぶ狂ってしまいましたが、券売機で待っていたメンバーは、地下にあるお土産屋さんを覗いたり、色んな写真を撮ったりして楽しんでいたようなので、気を取り直して楽しむことにしました。

 ちなみに帰国してからクレジット明細を見ると、例の券売機から引き落とされた金額は、直後に訂正されて戻っていました。
良かった~。

 初日、これからですよね。

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右の画像、どこにあるか見つけられるでしょうか(笑)

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