心理雑感

「注意力配分テスト」をやってみた。現実を見る。

 注意力配分テストをやってみた。久しぶりに人と話していて、名前が挙がったので改めて…。

 あれこれ考えが奔逸しがちな自分にとって、これはやばい課題だろうと思っていたら、何とか普通という結果だが、ギリギリだろう。勝手に、一つ一つへの集中は高いんだから、などと自分を慰める言葉が浮かぶが、素直に自分のことを受け入れるしかありませんね。

 かつて、とても優れた人なのに、特定の作業だけが極端に苦手、というかできなくて、そんな自分のアンバランスさに否定的になっている方とお会いしたことがあります。ちょっとお願いして、外部の心理検査機関で調べてもらったところ、全体はとても高いのだけれども、本当に一つの項目だけがすっぽ抜けたように低い、ということが分かり、顔を見合わせて「よかったね」といったことがあった。

 自分が変というより、そのような脳の偏りがある、ということが分かったことで、人と違うのかな、という不安から自己否定に陥らなくなった。

 私も含めた人間は、ともすると良い/悪いという評価に囚われてしまうので、そんな評価から離れ、実際を直視する。その実際に合わせて行動する、ということができれば良いのかと思います。人間という動物が他の動物よりも優れていることの1つは、様々な選択肢を柔軟に使いこなせることですから。

心が楽になり、前向きな人生を送るためのカウンセリング

カウンセリングや心理療法に行く、そこに何かハードルを感じて「占い」に足を運ぶ人もいます。

私たち心理士が行う支援はどのようなものか、皆さんに分かってもらえる努力が足りないのでしょう。

ある団体で、職員全員とお会いする機会があるときに、問題があるとかないとかに関わらず、自分の性格とストレス時の心の動きについて話し合うことがあります。気持ちを調整するための”心の筋肉”を鍛える方法を共有するためです。

ある方はおっしゃってくださいました。

「何回も相談に来ました。決して安くはなかったけど、人生が変わったので、大学に行くよりはるかに良かった」

少しはお世辞もあったかもしれないけれども、本当にその方の生き方が変わっていくのを目の前で見させて頂き、私の心も震えるぐらい感動しました。

私たちは、一生懸命にクライエントさん(面談に来られた方)の話の全てに耳を傾け、ひたすら聴き、何がおこっていて、どうすればよいのかを一緒に考えます。

ただただ、皆さんの心を整えるために、ベストを尽くそうと学び続けています。

こんなことでも良いのかな、という場合には、お問い合わせフォームからご相談ください。

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